日本人は内臓肥満になりやすい?

NEW!2024-12-11 09:38:56テーマ:ブログ

当院へダイエット希望で来院される方の多くに、皮下脂肪肥満だけでなく内臓脂肪肥満を伴っている場合が多く認められます

実は、東アジア人は遺伝的・体質的な特徴により、他の民族と比較して内臓脂肪が蓄積しやすい傾向があるので、本稿では分かりやすく解説しますねウインク

1. 体脂肪分布の特徴
東アジア人は、一般的に皮下脂肪よりも内臓脂肪をためやすい傾向があります。このため、BMIが同じであっても、内臓脂肪の割合が高くなりやすいのです

2. 遺伝的要因
東アジア人の遺伝子には、インスリン感受性が低下しやすいものや、脂肪の蓄積や代謝に関与する特定の遺伝的多型が見られることがあります。このため、内臓脂肪が蓄積しやすい体質を持つ人が多いとされています
※インスリン感受性が低下してインスリン抵抗性が悪化・進行すると、2型糖尿病を発症します

3. 体型の特徴
東アジア人は、欧米人と比較して筋肉量が少ない傾向があり、基礎代謝が低下しやすいことがあります。これにより、余分な糖質(炭水化物)がインスリンの作用で脂肪に変換されて、内臓脂肪として蓄積しやすくなります

4. 生活習慣の影響
過去数十年の間に、東アジア諸国では食生活が急速に欧米化し、高糖質・高カロリーの食品を摂取する機会が増えています。一方で運動不足が進んでいることも、内臓脂肪の増加に影響を与えています

5. 健康リスクとの関連
東アジア人は、内臓脂肪が増えることで心血管疾患や糖尿病などの生活習慣病にかかるリスクが特に高まるとされています。そのため、BMIが「正常範囲内」であっても、ダイエット治療医のもとで適切に内臓脂肪を管理することが重要です

対策

    1.    食生活の改善:バランスの良い食事を心がけ、砂糖やGI値の高い炭水化物の摂取を控える

    2.    定期的な運動:当院で導入しているスティムシュアで、内臓脂肪の燃焼を促進

    3.    体組成のチェック:当院で導入している体組成分析検査装置を用いて、BMIだけでなく内臓脂肪レベルを測定することで、健康管理を行う

内臓脂肪の蓄積を防ぐためには、適切な生活習慣とダイエット治療医のもとで適切な医学管理を維持することが鍵です

皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も除去しなければ、本当の意味でにダイエット成功の果実を手に入れることはできませんショボーン

ダイエット治療はダイエット治療医との二人三脚での共同作業ですウインク

皮下脂肪も内臓脂肪も、かかりつけのダイエット治療医の指導管理のもとで、適切に行いましょうニコニコ

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