果物に含まれる「果糖」の摂り過ぎは、肥満を引き起こすことをご存知でしょうか?
果物(フルーツ)には、“太りやすいフルーツ”と“太りにくいフルーツ”があり、そこにはGI値(グリセミック・インデックス)の高低が影響することが知られています
そして、ダイエットに適している GI値(グリセミック・インデックス) が低い果物は、血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐのに役立ちます(GI値が低いほど消化吸収がゆっくりで、満腹感が持続しやすいため、ダイエットに効果的です)
本稿では、ダイエットに適したフルーツについて深掘りしたいと思います
GI値が低い果物一覧(55以下が低GI食品)
1. グレープフルーツ(GI値: 25)
• カロリーが低く、ビタミンCやカリウムが豊富
• 脂肪燃焼を助ける成分が含まれています
2. さくらんぼ(GI値: 22)
• 糖質が少なく、抗酸化物質(アントシアニン)が豊富
• 血糖値を緩やかに上昇させます
3. りんご(GI値: 36)
• ペクチン(食物繊維)を含み、満腹感を得やすい果物です
• 間食に最適で、低カロリーです
4. 洋ナシ(GI値: 33)
• 食物繊維が豊富で、腸内環境を整えます
• みずみずしく、満足感があります
5. プラム(GI値: 24)
• 食物繊維が多く、便秘解消やデトックスに効果的です
• 甘みがありながら低GI値
6. オレンジ(GI値: 42)
• ビタミンCが豊富で、疲労回復や美肌効果も期待できます
• 低GIで糖分の吸収がゆっくりです
7. ブルーベリー(GI値: 53)
• 抗酸化物質が豊富で、血糖値の急激な上昇を抑えます
• ダイエット中でも安心して食べられます
8. キウイ(GI値: 50)
• ビタミンCや食物繊維が豊富で、便秘改善や代謝アップに効果的です
• 酵素が消化を助けます
9. イチゴ(GI値: 41)
• 糖質が少なく、低カロリー(約34kcal/100g)
• ビタミンCが豊富で、美容効果も期待できます
10. レモン(GI値: 20)
• 糖質が非常に少なく、代謝を促す効果があります
• 料理や飲み物に取り入れやすい果物です
果物を選ぶ際のポイント
• 熟しすぎた果物は避ける:熟した果物は甘みが増し、GI値が高くなることがあります
• 皮ごと食べる:皮に含まれる食物繊維が糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇をゆるやかにします
• ドライフルーツは控えめに:ドライフルーツは水分が抜けて糖分が凝縮されているため、GI値やカロリーが高くなることが多いです
いかがでしょうか?
フルーツ🍎は一見、健康的でダイエットに適しているように錯覚してしまいますが、フルーツの中には“太りにくいフルーツ”と“太りやすいフルーツ”があり、その目安はGI値です
低GI値の果物を適量摂取することで、血糖値のコントロールと満腹感を維持しやすくなり、健康的にダイエットすることが可能になります