
最近、ミトコンドリアを増やすことで“アンチエイジング”や“ダイエット”できるという話をよく耳にしませんか?
本稿では、「ナゼ、ミトコンドリアを増やすとアンチエイジングやダイエットになるか?」を解説したいと思います。
ミトコンドリアを増やすことがアンチエイジングにつながる理由は、大きく分けて ①エネルギー産生の向上、②活性酸素の制御、③細胞の修復と再生 の3つがあります。
① エネルギー産生の向上(老化の遅延)
ミトコンドリアはATP(アデノシン三リン酸)を生成し、細胞のエネルギー供給源となっています。加齢とともにミトコンドリアの数や機能が低下すると、エネルギー不足が起こり、以下のような老化現象が進みます。
• 筋力低下・疲れやすさ(エネルギー不足による筋肉減少)
• 認知機能の低下(脳のエネルギー不足により、記憶力や集中力が低下)
• 肌の老化(コラーゲンや細胞の再生能力が低下し、シワやたるみが発生)
ミトコンドリアを増やし、エネルギー産生を活性化すると、これらの老化現象を遅らせ、若々しさを維持できます。
② 活性酸素の制御(酸化ストレスの軽減)
ミトコンドリアはエネルギーを生み出す過程で 活性酸素(ROS:Reactive Oxygen Species) を発生させます。活性酸素は適量なら免疫機能などに必要ですが、多すぎると 細胞やDNAを傷つけ、老化や病気の原因 になります。
ミトコンドリアの質が低下すると、活性酸素の発生量が増え、以下のような影響を及ぼします。
• シミ・シワの増加(皮膚細胞の酸化ダメージ)
• 動脈硬化(血管の酸化によるダメージ)
• 神経変性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病のリスク上昇)
しかし、新しく健康なミトコンドリアが増えると、エネルギー効率が向上し、不要な活性酸素の発生を抑えることができます。これにより、酸化ストレスを軽減し、老化のスピードを遅らせることが可能になります。
③ 細胞の修復と再生(オートファジーの活性化)
ミトコンドリアの増加は、オートファジー(細胞の自食作用) を活性化します。オートファジーは、古くなった細胞やミトコンドリアを分解し、新しいものへと入れ替える仕組みです。このプロセスがスムーズに行われると、以下のような若返り効果が期待できます。
• 肌のターンオーバー促進(古い細胞が除去され、シミ・シワが減る)
• 脳機能の向上(不要なタンパク質が除去され、認知機能が改善)
• 免疫力の向上(免疫細胞の新陳代謝が活発になり、病気にかかりにくくなる)
☆ミトコンドリアを増やす方法
ミトコンドリアを増やし、アンチエイジング効果を高めるには、以下の方法が効果的です。
① 運動
・ HIIT(高強度インターバルトレーニング):短時間でミトコンドリアの生成を促進
・有酸素運動(ジョギング、ウォーキング):酸素を使ってミトコンドリアを活性化
・電磁パルス治療(スティムシュア) : 電磁パルスで25分間の治療で25000回筋トレ🏋️を行い、“寝ているだけで簡単にミトコンドリアを増加/活性化
② 食事
• ケトジェニック・低糖質食(糖質を減らし、脂肪をエネルギー源にすると、ミトコンドリアが活発になる)
• 抗酸化食品(緑茶、ブルーベリー、クルクミンなどが活性酸素を抑制)
• PQQ(ピロロキノリンキノン)を含む食品(納豆、ピーマン、緑黄色野菜がミトコンドリア新生を促進)
③ 低温ストレス
• 寒冷刺激(冷水シャワー、サウナ後の水風呂):ミトコンドリアの適応能力を向上
いかがでしょうか?
ミトコンドリアを増やすことは、エネルギー代謝を活性化し、酸化ストレスを抑え、細胞の修復・再生を促進するため、アンチエイジングに直結します。上記の方法を取り入れることで、ミトコンドリアを増やし、若々しさを維持することができます。
もし、”アンチエイジング“やダイエットにご関心のある方は、お気軽にご相談ください♪