NEW!2025-04-17 10:51:47テーマ：ブログ
「果物（フルーツ）」や「果汁100％ジュース」、「野菜ジュース」「スムージー」は一見、健康的な食品・飲料に見えますが、実は、肥満を悪化させてダイエット治療を阻害する恐ろしい悪魔の食物・飲料です。
本稿では、この「果物（フルーツ）」「果汁100％ジュース」「野菜ジュース」がいかに肥満を助長しダイエット治療を邪魔するかについて解説したいと思います。
果物の肥満リスク
- 果糖の過剰摂取: 果物には天然の糖である果糖が含まれています。適量であれば問題ありませんが、過剰に摂取すると中性脂肪の増加やインスリン抵抗性の原因となり、肥満につながる可能性があります。
- 高GI値の果物: バナナ、ブドウ、マンゴーなど、GI値（食後血糖値の上昇度合いを示す指標）の高い果物は、血糖値を急激に上昇させ、インスリンの過剰分泌を招き、脂肪を蓄積しやすくなります。
- 食べ過ぎ: 健康に良いからといって、果物を大量に摂取すると、カロリーオーバーとなり、体重増加につながる可能性があります。
果汁100％ジュースの肥満リスク
- 食物繊維の欠如: 果物をそのまま食べる場合に比べて、ジュースは食物繊維がほとんど含まれていません。食物繊維は血糖値の急激な上昇を抑え、満腹感を持続させる効果があるため、ジュースではこれらの効果が得られにくいです。
- 血糖値の急上昇: 食物繊維がないため、果糖が быстро 吸収され、血糖値が急激に上昇しやすくなります。
- 飲みすぎによるカロリー過多: ジュースは手軽に飲めるため、無意識のうちに飲みすぎてしまい、カロリーオーバーになる可能性があります。
野菜ジュースの肥満リスク
- 糖分や塩分の添加: 市販の野菜ジュースには、飲みやすくするために糖分や塩分が添加されている場合があります。これらの添加物は、カロリー過多やむくみの原因となり、肥満につながる可能性があります。
- 食物繊維の少なさ: 果汁100％ジュースと同様に、野菜ジュースも野菜をそのまま食べる場合に比べて食物繊維が少ないです。
- 加工による栄養価の低下: 野菜をジュースに加工する過程で、一部のビタミンやミネラルが失われる可能性があります。
いかがでしょうか？
肥満や糖尿病のリスクを回避しつつ健康的に果物（フルーツ）を楽しむためには、1）GI値の比較的低い果物（ベリー類、柑橘類、リンゴなど）を中心に、1日200g程度を目安に食べ過ぎないように適量を摂取する 2）果汁100％ジュースや野菜ジュースは極力飲まないようにする
以上に留意することが、肥満やとっても恐ろしい糖尿病を予防するために最善最良な生活習慣改善方法なのです。
