当院で導入している医療用レーザーを使用した皮下脂肪溶解療法装置(スカルプシュア)について解説しますね
**スカルプシュア(SculpSure)**は、FDA(米国食品医薬品局)に認可された非侵襲的なレーザー治療器で、体脂肪の減少やボディコントゥアリング(ボディラインの改善)を目的とした治療に使用されます。スカルプシュアの特徴を以下にまとめます
1. 非侵襲的な脂肪減少
– 医療用レーザー技術: スカルプシュアは1060nmのダイオードレーザーを使用して、皮膚の表面を傷つけることなく、皮下の脂肪細胞にエネルギーを届けます。この医療用レーザーは脂肪細胞を加熱して破壊し、その後溶けた脂肪細胞はリンパに乗って腎臓からオシッコで体内で自然に排出されます
– 切開不要: 手術や針などを使用せず、皮膚の表面からレーザーを照射するため、ダウンタイム(回復期間)がほとんどなく、日常生活に大きな支障をきたさないのが特徴です
2. 部位ごとの脂肪減少
– ターゲット部位: スカルプシュアは、腹部、腰部(ラブハンドル)、大腿部、背中など、脂肪が蓄積しやすい特定の部位に使用されます。また、あご下(サブメントエリア)にも適用できるため、フェイスラインの改善にも役立ちます
– 部分痩せが可能: ダイエットや運動だけではなかなか落ちない部分的な脂肪を局所的に溶解除去して、特定の部位の脂肪を効率的に減少させます
3. 治療時間が短い
– 1セッション約25分: スカルプシュアの治療は比較的短時間で行われ、1回のセッションが約25分で終了します。複数のエリアを同時に治療することも可能で、時間効率の良い施術です
– 複数回のセッションが推奨: 効果を最大化するためには、複数回のセッションが必要な場合があります。通常、2〜3回の治療を数週間おきに行うことが一般的です
4. 効果と安全性
– 効果が徐々に現れる: 脂肪細胞が破壊された後、体内のリンパ系を通じて自然に排出されるため、効果は徐々に現れます。多くの場合、治療後6〜12週間で結果が見られます
– 永続的な効果: 一度破壊された脂肪細胞は再生しないため、治療部位の脂肪が戻ることはありません
– 副作用が少ない: 皮膚の表面を冷却しながらレーザーを照射するため、治療中の痛みや不快感は最小限で、治療後の赤みや軽度の腫れがある程度で、深刻な副作用はほとんど報告されていません
5. 適応範囲が広い
– 多様な体型に適応: BMI(体格指数)が30以下の方に対して推奨されますが、あらゆる肥満患者に適応が可能です
いかがでしょう♪
スカルプシュアは、非侵襲的な医療用レーザー治療によって皮下脂肪を効果的に減少させます
短時間の施術でダウンタイムが少なく、脂肪細胞を破壊することで長期的な効果が期待できるます
また、脂肪冷却装置のような皮下血腫や施術後の激しい腫れや痛みがなく、ラジオ波のように火傷の心配もありませんし、お顔以外の全身に施術することが応用可能なので非常に汎用性が高いのが特徴です
なので、当院への導入を決めました