ダイエット治療は、究極の予防医療です

太ると(肥満)どんな病気になるか、みなさまはご存知ですか?

人生100年時代と申しますが、二人に一人はガンに罹患する現状も一方でありますガーン

本稿では、肥満によって引き起こされる可能性のある疾病について解説しますねウインク

1. 糖尿病(2型糖尿病)
肥満はインスリンの働きを妨げるため、血糖値が高くなり、2型糖尿病のリスクが大幅に上がります。特に内臓脂肪が多い場合、インスリン抵抗性が高まり、糖尿病を発症しやすくなります

2. 高血圧
肥満によって血管に過剰な負荷がかかり、血圧が上昇します。高血圧は動脈硬化の原因となり、心臓や腎臓にも悪影響を及ぼします

3. 心疾患
肥満は、冠動脈疾患や心筋梗塞のリスクを高めます。高血圧や高コレステロール、糖尿病などの他のリスク要因が肥満と組み合わさることで、心血管系の病気を引き起こすリスクがさらに高まります

4. 脳梗塞・脳卒中
肥満により高血圧や動脈硬化が進行すると、脳の血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や脳卒中のリスクが高まります。また、血糖値が高い状態が続くことも、これらのリスクを増加させます

5. 脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)
肥満によって肝臓に脂肪が蓄積し、非アルコール性脂肪肝を引き起こします。放置すると、肝炎や肝硬変に進行する可能性があります

6. 睡眠時無呼吸症候群
肥満によって首や喉に脂肪が蓄積すると、寝ている間に気道が狭くなり、呼吸が一時的に停止する「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こします。これにより、睡眠の質が低下し、日中の疲労感や集中力の低下、心臓疾患のリスクが高まります

7. 変形性関節症
肥満によって関節、特に膝や腰に負荷がかかり、変形性関節症(骨関節症)を引き起こしやすくなります。関節の軟骨が摩耗し、痛みや動きの制限が生じます

8. 高脂血症
肥満は、血中のコレステロールや中性脂肪のレベルを上昇させるため、高脂血症を引き起こしやすくなります。これにより、動脈硬化のリスクが高まり、心疾患や脳卒中の原因となります

9. 消化器系の病気
肥満は、胃食道逆流症(GERD)や胆石症など、消化器系の問題を引き起こすリスクを高めます。特に内臓脂肪が多い場合、これらの病気が発生しやすくなります

10. がん
肥満は、いくつかの種類のがんのリスクを高めることが知られています。例えば、大腸がん、乳がん、子宮内膜がん、食道がん、腎臓がんなどです。肥満による慢性的な炎症が発がんリスクを高めると考えられています

11. メタボリックシンドローム
肥満は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を引き起こす要因となります。これは、腹部肥満に加え、高血圧、高血糖、高脂血症が組み合わさった状態で、心疾患や脳梗塞のリスクが非常に高くなります

12. 月経不順や不妊症
女性の場合、肥満はホルモンバランスに悪影響を与え、月経不順や不妊症の原因になることがあります。また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のリスクも高まります

いかがでしょうか?

お心当たりはありましたか?

これらの病気は、肥満が直接的な原因となるものもあれば、肥満によって引き起こされる他の問題が原因となって発症するものもあります。医療ダイエット治療を通じて適切な体脂肪管理や生活習慣の改善が、これらのリスクを軽減するために重要です

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