当院での医療ダイエット治療アプローチプログラムとは、
・スカルプシュア:医療用レーザーによる皮下の脂肪細胞溶解療法
・スティムシュア:特殊な電磁パルス刺激による筋力強化/脂肪燃焼/基礎代謝増強
・栄養/食事療法による糖質制限と糖質摂取管理教育
・ダイエット補助医薬品による糖質コントロールの補助療法
が基本コンセプトです
では、“糖質制限”が医療ダイエット治療でナゼ重要なのか？
ダイエットで“糖質制限”が重要視される理由は、糖質（炭水化物）の摂取が体内で脂肪蓄積や血糖値のコントロールに大きく影響を与えるためです。以下に解説しますね
1. インスリンの作用と脂肪蓄積
炭水化物(糖質:ご飯🍚、パン🥐、うどん、ラーメン🍜 など)を摂取すると、体内でブドウ糖に変わり、血糖値が上昇します。それに伴い、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げる働きがありますが、同時に脂肪を体に蓄えやすくする働きも持っています。糖質の過剰摂取によりインスリンが頻繁に分泌されると、脂肪が蓄積しやすくなり、体脂肪増加につながります。したがって、糖質を制限することでインスリンの分泌を抑え、内臓脂肪や皮下脂肪への脂肪の蓄積を防ぐことができます
2. 脂肪の燃焼を促進する
糖質制限を行うと、体はエネルギー源として糖質の代わりに脂肪を使い始めます。これにより、体内に蓄えられた脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、体脂肪減少につながります。糖質を制限することで、ケトン体という脂肪を燃やして作られるエネルギー源が増え、脂肪が効率的に燃焼されます
3. 血糖値の安定と食欲抑制
糖質を多く摂取すると、血糖値が急上昇し、その後急降下することがあります。この血糖値の乱高下が空腹感や食欲を強くする原因となり、食べ過ぎを引き起こしやすくなります。糖質を制限することで、血糖値の変動が穏やかになり、食欲のコントロールがしやすくなります。結果として、過食を防ぎ、摂取カロリーを自然に減らすことができます
4. 空腹感の軽減
高糖質の食事は満腹感を得やすい反面、消化が早いため、空腹感が早く訪れることがあります。一方、糖質を制限し、代わりにタンパク質や脂質を摂取すると、満腹感が長続きし、食事の間隔が長くなります。これにより、間食を減らすことができ、カロリー摂取の抑制につながります
5. 水分の排出と体重の減少
糖質は体内で水分を保持する働きがあります。糖質を制限すると、体内に保持される水分が減り、初期段階で体重が急激に減少することがあります。この効果は一時的なものですが、ダイエットのモチベーションを維持するのに役立ちます
6. メタボリックシンドロームや糖尿病予防の効果
糖質の過剰摂取は、肥満や2型糖尿病、メタボリックシンドロームのリスクを高める要因です。糖質を制限することで、これらの健康リスクを軽減し、健康的な体脂肪を維持しやすくなります。特に内臓脂肪が多い場合、糖質制限は効果的です
7. エネルギー効率の向上
糖質をエネルギー源として使うよりも、脂肪をエネルギー源として使う方が、持続的で効率的なエネルギー供給が可能です。糖質を制限することで、体は脂肪をより効率的に使うようになり、日常的なエネルギー供給が安定します
いかがでしょう？
ダイエット治療では、上記のような医学的根拠により“糖質（炭水化物）の制限”は非常に重要です
スリム＆ダイエットを確実に達成するため、ダイエット治療医と二人三脚で根気強く取り組みましょう
