果物の食べ過ぎは「内臓肥満」を引き起こす?

みなさまは「果物🍇」はお好きですか?

ワタシは大好きです😍

果物はビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む健康的な食品ですが、食べ過ぎると逆に“内臓肥満”を引き起こす可能性がありますので、ダイエットのためには『食べ過ぎない』ことが大切ですチュー

本稿では、果物がどのようにして内臓肥満を引き起こすか?について解説しますねウインク

1. 果糖(フルクトース)の影響
果物に含まれる“果糖”は、肝臓で直接代謝される糖分です。この代謝経路が内臓脂肪の蓄積に影響します:

    •    脂肪合成の促進:果糖が過剰に摂取されると、肝臓で中性脂肪に変換され、内臓脂肪として蓄積しやすくなります

    •    インスリン作用を介さない代謝:果糖は血糖値を急上昇させるブドウ糖(グルコース)ほどではないものの、インスリン感受性を低下させる可能性があります。これが脂肪蓄積の一因となります

2. カロリー過多
果物は低カロリーなイメージがありますが、種類や量によっては意外と高糖質/高カロリーです
例)バナナ1本(100g)は約86kcal、マンゴー1個(200g)は約150kcalです

→食べ過ぎると糖質/カロリーオーバーになり、消費されなかったエネルギーが内臓脂肪として蓄積されて“内臓肥満”になります

3. 甘味の摂取量増加
果物に含まれる自然な糖分も、摂りすぎると血糖値やホルモンバランスに影響を与え、脂肪蓄積の原因になります。特に加工された果物(ドライフルーツや果汁飲料)は糖分が凝縮されているため、内臓脂肪のリスクがさらに高まります

4. 脂肪の燃焼効率の低下
過剰な果糖摂取は、脂肪燃焼を抑制するホルモンバランスの変化を引き起こすことがあります。この結果、既に体内にある脂肪が分解されにくくなり、内臓脂肪が蓄積しやすくなります

いかがでしょうか? 果物って、以外に恐ろしいでしょ?

では、内臓肥満を防ぐための果物の摂取方法を以下に解説します

    1.    1日の適量を守る
果物は1日あたり200~300gが適量とされています(例: みかん2個+りんご1/2個)

    2.    低GI値の果物を選ぶ
血糖値への影響が少ない果物(ベリー類、リンゴ、柑橘類)を優先しましょう

    3.    タイミングを工夫する
朝食として果物を摂り、日中活動する時間帯でエネルギーとして消費しやすいタイミングで食べると脂肪蓄積を比較的防げます

    4.    ジュースよりもそのまま食べる
果物をジュースにすると食物繊維が失われ、糖分摂取量が増えやすいため、そのまま食べるのがおすすめです

    5.    高糖質の果物を控えめに
バナナ、マンゴー、ぶどうなど糖分が多い果物は量に注意し、適度に楽しみましょう

どうでしょうか?

果物は一見、健康的な食品に思えますが、摂りすぎると内臓脂肪の蓄積に繋がります

果物を召し上がる際は適量を守り、種類や食べ方/食べ過ぎに注意するように心がけましょうウインク

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