
医療ダイエット治療を確実に成功へ導くことにおいて、「食事栄養療法」は不可欠であり非常に重要です。
当院で患者様へご提供している栄養食事療法の基本コンセプトは“ケトジェニック・ダイエット”です。
このケトジェニックダイエットは、炭水化物(糖質)の摂取を極端に減らし、脂質を主なエネルギー源とする食事法です。これにより、体は「ケトーシス」と呼ばれる状態になり、脂肪を効率的に燃焼させることができます。
本稿では、このケトジェニックについて解説したいと思います。
ケトジェニックダイエットの仕組み
- 通常、体は炭水化物(糖質)を主なエネルギー源として利用します。
- 炭水化物の摂取を極端に減らすと、体は代わりに脂肪を分解し、ケトン体という物質を生成します。
- ケトン体は、脳や筋肉などのエネルギー源として利用され、脂肪燃焼を促進します。
ケトジェニックダイエットのメリット
- 短期間で体重が減少する可能性があります。
- 食欲が抑制されることがあります。
- 血糖値の安定化に役立つことがあります。
ケトジェニックダイエットのデメリットと注意点
- 初期段階で、倦怠感、頭痛、便秘などの「ケトフルー」と呼ばれる症状が現れることがあります。
- 栄養バランスが偏りやすく、ビタミンやミネラル不足になる可能性があります。
- 腎臓や肝臓に負担がかかる可能性があるため、持病のある方は医師に相談が必要です。
- 継続が難しく、リバウンドしやすい傾向があります。
ケトジェニックダイエットの具体的な方法
- 炭水化物の摂取量を1日20~50g以下に制限します。
- 脂質を積極的に摂取し、タンパク質は適量を摂取します。
- 野菜は、葉物野菜やアボカドなど、糖質の少ないものを選びます。
- 加工食品や砂糖を含む食品は避けましょう。
- 十分な水分補給を心がけましょう。
ケトジェニックダイエットに適した食品
- 肉類(鶏肉、牛肉、豚肉など)
- 魚介類(サバ、イワシ、サーモンなど)
- 卵
- アボカド
- オリーブオイル、ココナッツオイル
- ナッツ類(マカダミアナッツ、アーモンドなど)
- 葉物野菜(ほうれん草、レタスなど)
ケトジェニックダイエットをする上での注意点
ケトジェニックでは糖質制限とタンパク質と良質な脂質の積極的な摂取が基本です。
でも、それで持病が悪化してしまっては本末転倒ですよね
医療ダイエット治療は、“ダイエット治療医と肥満患者様相互の二人三脚でのマラソンのような作業”です。
信頼できる”かかりつけのダイエット治療医“を持ち、ダイエット治療医と患者様相互で十分に情報共有しながら、根気強く継続することが重要です。
もし肥満やぜい肉、繰り返すリバウンド 等でお困りの方、ダイエットに成功して健康を手に入れたいという方は、お気軽に当院へご相談ください。