GLP-1作動薬は、ダイエット目的で使ってはダメ!

巷では、“楽して痩せる”という安易なうたい文句で、美容クリニックなどでGLP-1作動薬(リベルサス、ビクトーザ、バイエッタ、リキスミア、トル二シティ、オゼンピック、リベルサス、ウゴービ 等)が投与されていますが、実はこれはとても危険な行為です。

本稿では、ダイエット目的でGLP-1作動薬を使用することによる有害性・危険性について解説します。

胃と腸の動きを止めてしまう(食欲喪失)ことによる有害性

  • 栄養不足: 極端な食欲抑制は、生命の維持に必要な栄養素の摂取不足につながります。特に、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸などの欠乏は、様々な健康問題を引き起こします。
  • 筋肉量の減少: 急激な体重減少は、脂肪だけでなく筋肉量の減少も伴うことがあります。筋肉量の減少は基礎代謝を低下させ、長期的にはリバウンドしやすい体質になってしまいます。
  • 摂食障害のリスク: 食欲を薬で無くすことに慣れてしまうと、薬をやめた後に食欲をコントロールできなくなり、過食症や摂食障害になります。
  • 消化器系の不調: GLP-1作動薬の主な副作用として、吐き気、嘔吐が報告されており、食事をまともに摂ることが困難になります。
  • 低血糖のリスク: 夜間睡眠中に著明な低血糖発作を起こし、脳障害が起こったり死に至る危険性があります。
  • 重篤な副作用: 集中治療室での高度な医療を必要とする重篤な合併症(急性膵炎、急性胆嚢炎、腸閉塞、胃麻痺)が数多く報告されています。
  • 適応外使用のリスク: 日本糖尿病学会は、美容やダイエット目的でのGLP-1作動薬を使用しないように警告しています。

GLP-1作動薬は様々な有害な薬理作用があり、美容やダイエット目的で安易に使用してはいけない薬剤で、当院ではダイエット治療目的では一切使用していません。

“正しい食べ方”や“正しいお酒との付き合い方”を学びながら、健康的に医療ダイエット治療をしたい方は、是非、当院へご相談ください。

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